■ ID
| 1800 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 三次元励起蛍光スペクトル法による河川水質モニタリング
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■ 著者
| 池田和弘
埼玉県環境科学国際センター 高橋基之
埼玉県環境科学国際センター 柿本貴志
埼玉県環境科学国際センター 見島伊織
埼玉県環境科学国際センター 渡邊圭司
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2014 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第48回日本水環境学会年会、平成26年3月17日 |
■ 抄録・要旨
| 排水や環境水は、由来に応じて異なる溶存有機物を含むため、それぞれ特有の吸光・蛍光特性を有する。三次元励起蛍光スペクトル(EEM)法は、小労力かつ短時間で有機汚濁の起源に関する豊富な情報を得られる。本研究では、EEM法により水質モニタリングし、有機物管理する手法の構築をめざし、まず河川水のEEMデータの蓄積と評価を行った。埼玉県内の公共用水域常時監視地点38か所の河川水のEEMを平成24年10月より月1回、1年以上取得した。
フルボ酸様物質、トリプトファン様物質、チロシン様物質の各ピーク強度やFIのモニタリング結果から、河川水の蛍光特性が地域間、季節間で大きく変動することが確認された。生活排水の比率の変動などを反映していると考えられた。チロシン様物質の蛍光強度はBODと比較的良い相関があり、その予測に期待できることが分かった。
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